2015.11.6
マンションの防犯対策を泥棒の手口から考える
個人で行うマンションでの防犯対策は?
マンションは共同住宅であるがゆえにセキュリティは管理側に任せておけば大丈夫と思いがちですが、この考えが大きな落とし穴になっていることがよくあります。
個人もしっかりとした防犯意識を持って対策をしておくことが非常に大事です。
玄関のドアは、例えば郵便物を取りに行くとかゴミ出しに出るというようなときでも、必ず施錠をするようにしてください。また、出かけるときは窓もきちんと施錠しておきます。
これらは習慣にしてしまえばそれほど面倒ではなくなるものです。クレセント錠だけでは心配な場所の窓には補助錠を付けましょう。
とくに下層階に住んでいる人は、外からベランダの中が覗けないような構造になっているのなら、ベランダ内に人感センサー式のライトや防犯ブザー、少なくともダミーカメラ程度は備えておくのも一つの手です。
そして、犯罪防止に最も役立つのは、日頃からマンション内の住民同士の交流を密にしておくことです。防犯に関して話し合いをする集まりを定期的に開いたり、普段から挨拶をし合ったり、旅行に行く際には声かけをするなどといったことがとても大きな意味を持ちます。
不審な人がいればすぐに誰かが気づくような環境作りが重要です。
マンションに最初から備わっている防犯設備、個人が行う防犯対策、そして住民同士の連携、この3つを組み合わせて、マンション全体を犯罪から守るようにしたいものです。