2015.03.06
思わぬ事態から中身を守る!
金庫の耐火・防水機能
急加熱・衝撃落下併用試験
ガソリンスタンドや化学工場では、急激に高温になる火災も想定されます。このような状況下での金庫内の安全性を確認する試験も行われます。
また、火災により建物が崩壊した場合や爆発などの衝撃が加わることも考えられます。過酷な環境にも耐えうるよう、急加熱と衝撃の2つの試験が併用して行われます。
この試験では試験体が破裂せず、施錠状態を維持できる。また、新聞紙が判読できる程度の変色や劣化で収まることが定められています。
自然災害や消火活動と関わる防水性能
火災発生時、水による消火活動を行うケースが多くあります。
そのため、放水を受けても収納物が無事である能力が金庫には必要です。
また、津波やゲリラ豪雨など、水が関与する自然災害も増えています。防水性能防水性能を搭載したプロテクターバッグ一覧はそのままクリックを有する金庫であれば、万が一そういった自然災害に巻き込まれたとしても、収納物に対する被害を抑えることができます。
ただし、本来の金庫の役割からするとオプション的な要素があるため、地理的条件などを考慮して検討すると良いでしょう。
試験合格表示をもとに金庫を選定すべき
金庫は一般紙だけでなく、資産価値が高いさまざまな物品を保護しています。
オーナー様が保護したい財産の種類によって、使用すべき金庫も異なります。耐火性能や防水性能の試験をクリアしている金庫はその表示がされているため、耐火・防水性能の確認は難しいことではありません。
金庫を選ぶ時、ひとつの指標にすると良いでしょう。