今までよりも身近になった相続税。書類整理には金庫がオススメです。
冊子の内容をご紹介いたします。
平成27年(2015年)1月から、相続税の基礎控除が6割に縮小され、課税対象となる人が増える見込みです。
改正前は、相続税の申告割合は4%(100人亡くなると4人)程度でした。
しかしこの改正により、6%程度に上昇すると言われています。
特に大都市圏では影響が大きく、「戸建の家を持っていると相続税がかかる」と言われるほどです。
相続税は、今回の改正で課税対象者のすそ野が広がり、身近な税となりました。
しかし、相続税に目を向けている方はまだまだ少ないと思います。
まずは相続についての知識をつけ、財産を把握することが相続対策の第一歩となります。
「相続手続きガイドブック」では、事前に書類を準備し、金庫へ収納しておくべき書類を推奨しておりますので、ぜひ相続対策に金庫をご活用ください。
冊子の内容をご紹介いたします。
相続手続きの流れ
A.死亡時の届出
①死亡届の提出/②死体火埋葬許可証交付申請/③住民異動届(世帯主変更届)の提出
B.支給を受けるための手続き
①葬祭費、埋葬料の申請/②高額療養費の申請/③公的年金の請求/④生命保険金の請求/⑤死亡退職金の請求
C.その他解約・名義変更の手続き
電気・ガス・水道、電話加入権、携帯電話、NHK、クレジットカード、運転免許証、パスポート、国民健康保険証、シルバーパス
D.相続人の確認・調査
①相続人になれる人(法定相続人)/②代襲相続/③戸籍調査による相続人の確認
E.遺言書の確認
①遺言の種類/②遺言書の検認/③遺留分について
F.遺産の調査
G.相続の承認または放棄
①相続の承認/②相続の放棄
H.被相続人の準確定申告
①準確定申告/②青色申告承認申請書
I.遺産分割
①遺産分割/②遺産分割協議書
J.遺産の名義変更
K.相続税の申告
①相続税について/②土地の評価/③配偶者の税額軽減/④相続税の申告