2015.09.18
あなたの金庫を守る!
盗難防止のための3つのポイント
ポイント3 建物や部屋のセキュリティーを強化する
金庫のある部屋を施錠する以外にも、建物や部屋のセキュリティーをアップする方法はいろいろとあります。
考え方の基本は、泥棒が入ってきにくいような環境を作り出すことです。表の通りなどから見づらい建物の死角があればセンサーライトを取り付けたり、玄関付近など少し目につくところに防犯カメラを設置するのも有効です。警備中といった文字が書かれたプレートも抑止力があります。
そして玄関に2重ロックを設ければ、それだけで「侵入しづらい家」という印象を与えることができます。もちろん、これらに加えてホームセキュリティーサービスに加入すればかなり安心感も増すでしょう。
また、別の考え方として、金庫をうまく隠すというものがあります。とくに一目では金庫とわかりにくいようにカモフラージュを施すのは良い方法です。カバーリングキャビネットなどと呼ばれる、金庫をすっぽりと覆い隠してデスクの袖机やベッドのサイドボード、電話台のように見せる家具も売っています。
金庫としての使い勝手を損なうことなく周囲を覆い隠せばいいのですから、自分で何かアイデアを考えることもできそうです。これらは費用をあまりかけずにできる防犯対策と言えます。
複数の対策を組み合わせるのが効果的
こうしたポイントを複数組み合わせれば、盗難防止策はさらに強固なものになります。それぞれの家の事情や条件も加味しながら、「わが家の防犯プラン」について考えてみてください。