2015.09.18

耐火・防盗金庫の仕組みを徹底検証

耐火・防盗金庫の仕組みを徹底検証

防盗金庫の仕組み

一方、防盗金庫の防盗性能を実現するためには複合的な機能が用意されています。錠前=ロックシステムもそのひとつです(もちろん、耐火金庫にも備わっています)。しかし、防盗金庫にとって最も重要なのは実は対破壊性能です。泥棒はピッキングなどによって錠を開けようとするよりも、扉をこじ開けるなどの破壊を行うか、持ち去りを行うケースが圧倒的に多いため、いかに破壊されない金庫であるかが最重要ポイントとなるのです。

防盗金庫はハンマー、電動ドリル、ガス溶断器などを使用しても破壊されることがないよう設計されています。では一体どのような仕組みでそれほど強固な頑丈さを実現しているのか……と言えば、詳細な部分はメーカーごとに企業秘密に当たるノウハウが施されているとしか言えません。

ただ、パネルには衝撃や熱による攻撃を跳ね返すための特殊合金を用いることが多いようです。また、丁番軸を切断し、扉と扉枠の工具を差し入れて隙間を大きくするこじ開けに対しては、多方向にロックするカンヌキ構造という対抗措置が取られています。

2つの性能を判断する基準は?

耐火性能も防盗性能も、それぞれ性能を証明するための規格が存在しています。耐火性能はJIS(日本産業規格)による試験と性能基準があり、防盗性能は日セフ連(日本セーフ・ファニチュア共同組合連合会)による試験と性能基準が定められています。
耐火金庫と防盗金庫、それぞれがきちんと設計され製造されているかを確かめるには、これらの試験に合格した製品であるかどうかが目安となるでしょう。金庫の仕組みを知ったうえで、購入する際の参考にしてみてください。

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