2015.03.06
金庫のロックシステムの仕組みと種類を知ろう
【シリンダー式】
鍵を挿入して回せば施錠と解錠ができる、シンプルな錠前です。
キー式とも言います。ダイヤル番号や暗証番号を覚える必要がないという点を長所と捉える人もいます。
【マグロック式】
マグネットキーという磁石の鍵に記憶されている磁気パターンを照合して解錠する錠前です。
錠にキーを当てるだけで簡単に開きます。鍵の複製を作ることが困難で、構造的にピッキングを受け付けないのが特長です。
【ICカードロック式】
ICカードなどをリーダーにかざして解錠するのがICカードロック式です。
おサイフケータイやSuicaなどにも使用されている「FeliCa(フェリカ)」に対応し、社員証などのICカードや、手持ちの携帯電話、スマートフォンを登録して鍵として使用できるタイプの製品が主流となっています。
【指紋照合式】
指を指紋リーダーに当てる、またはスライドさせて指紋認証を行い、解錠するのが指紋照合式です。
10指程度の指紋が登録できるのが一般的です。指紋が鍵となるため、鍵の紛失や盗難、閉じ込め、暗証番号忘れといったトラブルが起きることはありません。