2015.07.03
金庫破りを撃退!警報器の種類と特長
2.据え置き型警報器
本体内に設置するタイプの警報器です。衝撃や振動、傾きなどに対して反応するのは外付け型と同じです。
マグネットで庫内に固定できるものもあります。庫内なのでコンセントから電源を取ることはなく、電池で動作します。そのため電池切れには注意が必要です。扉を閉めた状態でも十分な音量でアラームが鳴るよう設計してあります。
3.内蔵型警報器
金庫の機能のひとつとして最初から内蔵されている警報器です。オプションで取り付けられることもあります。金庫をロックした状態だと不審者が触ることができないのは据置型と同じです。
ただ、こちらは扉のパネルの中などに内蔵されているため、金庫内が狭くなるようなことはありません。
万全ではないが、きわめて有効な対策
警報器が備わっていれば金庫が盗まれることが100%なくなるかと言うとそんなことはありません。それでも強烈な音を放つ警報器を設置することで、防犯効果が通常の何倍も増すことは確かです。金庫を購入するなら保険だと思って、警報器の購入も検討するべきでしょう。
また、最近では警告音を発する機能に加え、警報器が作動すると、同時に手持ちのスマートフォンやパソコンに通知が来るタイプの製品も登場しています。あるいは通常の回線で指定の電話番号に電話をかけられるものもあり、警備員室やセキュリティーサービス会社に自動的に通報を行うことも可能です。
これらをうまく使えば、威嚇だけではなく、不審者を追い詰めることや、逮捕につなげられる可能性も出てくるでしょう。また、外出や旅行中の防犯にも役立つはずです。金庫警報器の性能が向上すれば、今後もっとセキュリティー性が増していくことが期待できそうです。
近日中にエーコーオリジナル製品として、金庫専用「防犯アラーム装置」の発売を予定しております。アラームをお探しの方は検討材料にしてみてはいかがでしょうか。